国内のオペラ公演とチケット


国内のオペラ公演とチケットの値段


国内のオペラ公演とチケットの値段

ここでは、日本では、どのような団体がオペラを公演して
チケットの価格はいくらぐらいなのか見て行きましょう。




「新国立劇場」

新国立劇場

 

  ●画像引用: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より。


東京の初台にある新国立劇場は1997年にオープンしました。
今では、年に10作品(1作品につき3日から6日)を公演しています。
(2007/08年シーズンの例)

国立劇場では主役級の役に世界で活躍する外国人歌手を多く起用して、
世界基準のオペラハウスを目指しています。

チケット料金例(2007年『カルタン』)
S席23,100円、A席18,900円、
B席12,600円、C席7,350円、D席4,200円 

オペラ劇場(オペラパレス)・中劇場・小劇場という三つの劇場をもっていて、
そのうちオペラ劇場と中劇場は「四面舞台」になっています。

四面舞台というのは、正面に見える主舞台のほかに同じくらいの
広さの舞台が客席から見えない左右と奥に用意してある舞台のことで、
幕間にそれらの舞台を入れ替えることによって場面を瞬時に
転換することができます。

新国立劇場

 

  ●画像引用: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より。


「専属のオーケストラがない」「演出が平凡である」など多くの批判が
寄せられていますが、「新国立劇場」が、できる前までは世界で活躍する
指揮者、演出家、歌手をこの値段で堪能できる機会は少なかったので、
オペラ・ファンにはうれしいところです。

これらの批判は、
「新国立劇場」の今後に期待をしていることの現われでしょう。

演出もわかりやすいものが多いので、
オペラ鑑賞が初めてという人に最もおすすめできるオペラ公演だと思います。

そして、民間のオペラ団体は、「二期会」と「藤原歌劇団」があります。



「二期会」


「二期会」は、日本人歌手が中心のオペラ団体です。

「二期会」は、ドイツ・オペラを中心に年に五作品
(1作品につき四日から五日)を公演しています。
(2006年東京の例)

チケット料金例(2007年『魔笛』)

S席15,000円、A席12,000円、
B席9,000円、C席7,000円、D席5,000円

各オペラ公演の配役は、A組、B組というようにキャストが、
二組に分かれていて(ダブル・キャスト)、片方はベテラン組、
もう片方は有望な若手の組になっています。

  

「藤原歌劇団」


「藤原歌劇団」は、日本人歌手が中心のオペラ団体です。

藤原義江

藤原歌劇団の創始者
藤原義江(ふじわら よしえ、男性、1898年12月5日 - 1976年3月22日)

 

  ●画像引用: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より。



藤原歌劇団」はイタリア・オペラを中心に
年に四作品(1作品につき三日)を公演しています。
(2006年の例)

チケット料金例(2007年『リゴレット』)

S席18,000円、A席14,000円、B席9,000円、
C席7,000円、D席5,000円、E席3,000円

二期会と同様に二組のキャストに分かれていますが、
片方の組の主役に超一流の実力をもつ外国人を招聘しています。

小澤征爾と「東京のオペラの森」


日本を代表するる指揮者、小澤征爾氏が、オペラの指揮を受け持っています
のが、「東京のオペラの森」です。
これは、東京がオペラを軸に、
世界に向けて新たな表現の発信をしていこうとする試みです。

チケット料金例(2007年『タンホィザー』)

S席36,000円、A席32,000円、B席28,000円、
C席23,000円、D席18,000円、E席10,000円

また、小澤征爾氏は、教育活動にも熱心で、
オペラを通じて若手音楽家を育成することを目的に
「小渾征爾音楽塾オペラプロジェクト」を2000年に開始しました。

チケット料金例(2007年『カルメン』)
S席25,000円、A席21,000円、
B席17,000円、C席13,000円、D席8,000



「その他の団体」

二期会と藤原歌劇団のほかに恥民間のオペラ団体は数多く存在します。

東京を例に挙げてみましょう。

東京室内歌劇場  ……・・・・・・・・  古典から現代の作品まで幅広く公演
東京オペラ・プロデュース  … 比較的珍しいオペラも公演
日本オペレッタ協会  …………  オペレッタを専門に公演
モーツァルト劇場  ……………  日本語訳の歌詞による公演

    

こうした団体のオペラのチケット料金は、
だいたい15,000から5,000円くらいの設定になっています。

このほかにも、音楽大学の主催でオペラが公演されていることがあります。
音大生がプロとしてやっていくための登竜門になっているようです。

  

また、市民団体が主催のオペラ公演も数多くあります。

大変な練習をこなして本番に臨むため、最近はレベルが高い公演ばかりです。




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