初めてオペラを観るなら?


初めてオペラを観るなら?

初めてオペラを観るなら?

初めて観るのに際しては、
もちろん、自由に作品を選んでもかまいません。

とは言うものの、
ヴェルディの『椿姫』か、
プッチーニの『トスカ』をおすすめします。




『椿姫』と『トスカ』は、オーソドックスな演出で上演されれば、
間違いなく、初めて観にいくあなたは、オペラの醍醐味を味わえるはずです。

『椿姫』はパリの社交界を舞台にしていて、
第一幕ではタキシードを着た男性とイブュングドレスを
着た女性が華やかに舞台を彩り、オペラらしい舞台を観ることができます。

『トスカ』は、プッチーニが作曲したオペラです。
プッチーニの音楽はロマンティックで、私たち日本人にとても人気があります。

『椿姫』と『トスカ』を
初めて観にいく人におすすめした理由は、

(1)日本でもおなじみのオペラで観に行きやすい
(2)オペラらしい「舞台」と、人気がある「歌」が用意されている
(3)内容も充実していて、より深くオペラを味わえる

という3つの理由です。

ただし、これら二つの作品は両方とも「悲劇」ですので、
最初はもっと明るい「喜劇」を観たいという人には、

モーツァルト『フィガロの結婚』かロッシーニの
『セヴィリャの理髪師』をおすすめします。

フィガロの結婚

モーツァルトの音楽が、とても魅力な『フィガロの結婚』は、
『フィガロの結婚』の生き生きとしたストーリーに、初めて観る人でも、
どこかで耳にしたことがあるアリアもありる、旋律のモーツァルトの音楽が、 とてもよくフィットしています。

『フィガロの結婚』を鑑賞する場合は、
あらすじには一度目を通しておくことをおすすめします。

多くの個性的な登場人物が錯綜して舞台の上に現れるため、
混乱してしまうからです。

そういった目まぐるしい展開がこのオペラの楽しさの1つなのですが・・・。

混乱しないためにも、あらすじには一度目を通しておきましょう。

逆に、『セヴィリヤの理髪師』はどちらかといえば話の筋は単純です。

何の準備をすることなく気軽に楽しめるでしょう。

特に後半の第二幕はストレートに笑いを誘います。

また、 『セヴィリヤの理髪師』の「その後」を描いたのが、『フィガロの結婚』です。
もしどちらかのオペラを観る機会があったなら、ぜひもう一方のオペラも観
てみることをおすすめします。

新たな発見があることは間違いありません。

「喜劇」をもう一つ楽しむのなら、
J・シュトラウスのオペレッタ『こうもり』から入ることもおすすめです。

オペレッタですが、内容は決して見劣りするものではありません。

観賞後は きっと、「次はオペラを観てみようかな」と思うことでしょう。

初めてオペラを観るのに「喜劇」をお好みの方には、

(1)モーツァルトの名作『フィガロの結婚』
(2)姉妹篇の『セヴィリャの理髪師』
(3)オペレッタの『こうもり』から入るのも一手

というような選択肢を挙げたいと思います。