ヴェルディが、1853年に発表したオペラ『椿姫』は、最も有名な
オペラ作品ですが、初演は、歴史的な大失敗を喫したのです。
それは、準備不足(作品の完成から初演まで数週間しかなかった)に加え、
結核で死ぬべきヒロインを歌う歌手の体格がそれにふさわしくなかったこと
パリ社交界の高級主婦が主人公ということが、イタリアの聴衆がなじめな
かったことなどが、理由です。
しかし、その語、入念なリハーサルを重ねた結果、聴衆に受け入れられ、
上演を重ねる毎に人気を呼び、今日ではヴェルディの代表作とされます。
世界のオペラ劇場の中でも最も上演回数が多い作品の一つに数えられます。
この『椿姫』は音楽も物語りもレベルが高い上に
難解ではなく、親しみやすくなっていまして、
しかも、第二幕のヴァイオレッタに息子と別れるよう
迫る父ジェルモン・・・ここでの2重唱は、数あるオペラの
中でも名場面と評価されています。
タクトを振るのはサー・ゲオルグ・ショルティ。
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