『蝶々夫人』は、プッチーニによって作曲された2幕もののオペラです。
『蝶々夫人』は、いわゆるプッチーニの
ご当地3部作の「西部の娘」「トゥーランドット」の最初の作品です。
ちなみに、
「西部の娘」は、カリフォルニア。「トゥーランドット」は、北京です。
『蝶々夫人』は、「トスカ」を発表してから次のオペラの題材を探していた
プッチーニが「トスカ」が英国で初演されるときロンドンに招かれまして、
その時、デーヴィッド・ベラスコの戯曲「蝶々夫人」を観劇。
英語で上演されていたため、詳しい内容はわかりませんでしたが、
プッチーニは感動し、次の作品の題材に「蝶々夫人」を選びました。
『蝶々夫人』は、世界中のオペラの中でも上演回数が多く
日本を舞台にしているのは、うれしいのですが、
おかしな演出によって誤解されている面もあります。
もちろん、日本でも大変人気があるオペラです。
『蝶々夫人』は、抒情的なテーマを盛り上げる美しいメロディや
複雑な和声効果の使用などプッチーニの音楽の特色が現れた作品であり、
イタリアオペラを代表する演目の一つとなっています。
複雑な和声効果には、例えば、「さくらさくら」や「君が代」などの
旋律が、隠されています。
オペラのアリアの中で一番人気があるのは、
第2幕の蝶々さんの「ある晴れた日に」でしょう。
また、『蝶々夫人』は、「ソプラノ殺し」とも言われています。
蝶々役の歌手にとっては終始出ずっぱり・歌のパートも長く多いためです。
ヴェルディの『椿姫』、ビゼーの『カルメン』と合わせて、
『蝶々夫人』を世界三大オペラに数える説もあるほどの名作です。
役の蝶々夫人をソプラノのミレッラ・フレーニが華麗に演じ、
プラシド・ドミンゴほか、実力派キャストの演技も見所。
不気味な幻想の世界~水木ワールドを連想させる(笑)
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