『アイーダ』ヴェルディが作曲、
1871年に初演された全4幕から成るオペラです。
ファラオ時代のエジプトとエチオピア、2つの国に引裂かれた男女の
悲恋を描き、今日でも最も人気の高いオペラのひとつです。。
また第2幕第2場での「凱旋行進曲」の旋律は単独でも有名です。
『アイーダ』はしばしば、「スエズ運河の開通(1869年)を
記念して作曲された」あるいは「スエズ運河の開通にあわせて完成した歌劇
場のために作曲された」といわれることがありますが、正確ではないです。
ただ、ヴェルディに委嘱されてのは、確かなようです。
さまざまな理由で『アイーダ』が、歌劇場のこけら落としには、
間に合わず、依頼がヴェルディのもとに届いたのは1870年の春、
スエズ運河も開通し、オペラ劇場も開場した後であります。
ヴェルディ後期の作品というイメージもありまして、
一見、大振りなオペラだと思われがちですが、
特に、アイーダとラダメスもニ重唱やラスト・シーンなど、
繊細な感情描写があふれているオペラです。
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